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猫背と巻き肩を同時改善!鍼灸で姿勢が整う理由とは? 名古屋市東区大曽根の猫背の名医がお伝えする改善法
「猫背」や「巻き肩」に悩んでいませんか?
長時間のデスクワークやスマホの使用により、姿勢の乱れは現代人にとって身近な問題です。
放っておくと肩こり・首痛・頭痛など、全身の不調へとつながることもあります。
そんな姿勢の悩みに、実は鍼灸治療が効果的だと注目されています。
本記事では、猫背や巻き肩の原因と、鍼灸でどう改善できるのかをわかりやすく解説します。
薬や矯正器具に頼らず、体の内側から整える方法を知りたい方は必見です!
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目次
猫背・巻き肩の違いと共通点
猫背と巻き肩、どちらも悪い姿勢として知られていますが、それぞれの特徴や原因は異なります。まずはこの2つの姿勢の違いと、なぜ同時に起こりやすいのかを理解しましょう。
巻き肩とは?特徴と見分け方
巻き肩とは、肩が本来の位置よりも前方に巻き込まれている状態を指します。
見た目としては、肩が内側に入っていて、腕が身体より前に出ているように見えるのが特徴です。
こんな人は要注意:
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肩の位置が耳より前にある
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横から見たとき、手の甲が前を向いている
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胸の筋肉(大胸筋)が硬くなっている
巻き肩は、パソコン作業やスマホの使用で前かがみの姿勢が続く人に多く見られる状態で、肩こりや呼吸の浅さ、首の緊張にもつながります。
猫背との違いとセットで起こる理由
猫背は、背中全体が丸くなってしまう姿勢で、特に胸椎(背骨の上部)が後方に湾曲してしまうのが特徴です。
頭が前に出る「ストレートネック」も猫背と併発しやすい問題の一つです。
一見別の問題に見える巻き肩と猫背ですが、筋肉と骨格の連動によりセットで起こりやすいのです。
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胸の筋肉が縮む(巻き肩)
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背中の筋肉が引っ張られ弱まる(猫背)
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首が前に出る
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呼吸が浅くなる
このように、片方の姿勢不良がもう一方を引き起こし、悪循環として定着しやすくなるため、「巻き肩だけ」「猫背だけ」とは考えず、セットで整える必要があります。
巻き肩・猫背が体に与える悪影響
巻き肩や猫背は、単なる見た目の問題にとどまらず、さまざまな身体的不調や心理的ストレスを引き起こす原因となります。
姿勢が悪いことで起こる「静かな不調」を見逃していませんか?
見た目の印象とメンタルへの影響
巻き肩や猫背の姿勢は、実年齢よりも老けた印象を与えやすく、第一印象にも大きく影響します。胸が閉じ、背中が丸まることで自信のなさや疲労感を感じさせてしまうことも。
さらに、姿勢と感情は密接に関係しています。うつむいた姿勢が続くと脳が“ネガティブな状態”と認識しやすく、気分の落ち込みや不安感を助長するリスクがあります。姿勢を正すことで、心理的にも前向きになるという研究結果もあり、メンタルケアにも姿勢改善は有効です。
肩こり・頭痛・自律神経の乱れも誘発
巻き肩や猫背が続くと、筋肉や神経に余計な負担がかかり、慢性的な肩こり・首こり・頭痛を引き起こしやすくなります。
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肩が前に巻き込む → 首や背中の筋肉が引っ張られる
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背中が丸まる → 頭が前に出る(頭の重さで首に負担)
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呼吸が浅くなる → 酸素不足・疲労感が抜けにくくなる
また、姿勢が悪いと横隔膜や胸郭の動きが制限され、自律神経のバランスが乱れやすくなり、不眠・胃腸不良・めまいなどの不定愁訴が現れることもあります。
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鍼灸が猫背・巻き肩に効く理由
猫背や巻き肩は筋肉のバランスの乱れや神経の緊張から起こるため、単なるストレッチや矯正だけでは根本的な改善が難しいケースも多いです。
そこで注目されているのが、鍼灸治療です。
なぜ鍼灸が姿勢不良に効果的なのか、主な理由を2つご紹介します。
深層筋にアプローチして姿勢を支える筋肉を整える
鍼灸の最大の特徴は、鍼が筋肉の深い層(インナーマッスル)に直接刺激を与えられることです。巻き肩や猫背は、表面的な筋肉だけでなく、姿勢を支える深層筋の弱化や緊張のアンバランスが大きな原因。
鍼で筋肉の緊張をほぐし、血流を促進することで、固まった筋肉が柔らかくなり、本来あるべき正しい姿勢を自然に維持しやすくなります。
経絡(けいらく)を整え自律神経バランスも改善
東洋医学の考え方に基づく鍼灸は、筋肉だけでなく体全体の「気・血・水」の巡りを良くすることで、自律神経のバランスも整えます。
猫背や巻き肩による緊張状態は交感神経を過剰に刺激しやすく、筋肉のこわばりや疲労感が悪化します。
鍼灸は特定のツボを刺激し、リラックス効果を高めることで緊張状態を和らげ、自然治癒力を高める役割を果たします。
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施術例と改善のプロセス
鍼灸治療は、一人ひとりの状態や体質に合わせてオーダーメイドで施術を行います。
ここでは、猫背や巻き肩に効果的な代表的なツボや施術の流れを具体的にご紹介します。
実際の施術で使われる代表的なツボ
巻き肩や猫背の改善には、肩や首、背中周りのツボを中心に施術が行われます。
代表的なツボには以下のようなものがあります。
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肩井(けんせい):肩のコリをほぐし、血流促進に効果的
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合谷(ごうこく):全身の気の巡りを良くし、緊張を和らげる万能ツボ
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天柱(てんちゅう):首のコリや緊張をほぐし、頭痛緩和にも効果的
このようなツボを鍼で刺激し、筋肉の緊張をほぐすと同時に、身体のバランスを整えます。
施術後の変化とおすすめ通院頻度
鍼灸の施術は、初回から肩や背中の軽さを実感する方が多いですが、姿勢の根本改善には継続が必要です。
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初回〜3回目:筋肉の緊張緩和と血行改善を中心に施術。肩が軽くなる、可動域が広がるなどの変化が感じられます。
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4回目以降:姿勢を支える筋肉のバランス調整や自律神経の安定化を促進し、悪い姿勢のクセをリセット。
一般的には、**週1〜2回のペースで3〜5回ほど通うことをおすすめします。**
その後は状態に合わせて間隔を空け、再発予防のメンテナンスを行うケースが多いです。
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セルフケアと鍼灸の組み合わせで効果倍増
鍼灸治療で猫背や巻き肩の改善が進んでも、日常生活の習慣を見直さなければ再発のリスクがあります。
そこで、鍼灸と並行して行いたい簡単なセルフケアをご紹介します。
これにより、効果をより長持ちさせ、姿勢の維持がぐっと楽になります。
姿勢維持に役立つ簡単なストレッチ
巻き肩や猫背の原因となる筋肉のこわばりを和らげるストレッチを日常に取り入れましょう。
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胸のストレッチ:壁やドア枠に腕をつき、胸をゆっくりと開く動作を20秒キープ。固くなった大胸筋をほぐします。
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肩甲骨周りのストレッチ:腕を前に伸ばし、肩甲骨を背中の中央に寄せるイメージでゆっくり引き寄せる。これを10回繰り返します。
これらはどこでもできて、仕事や家事の合間にもおすすめです。
日常生活で気をつけたい姿勢習慣
姿勢を悪化させる生活習慣も見直しましょう。
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スマホやパソコンの画面は目線の高さに合わせる
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長時間同じ姿勢で座らず、1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かす
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椅子には深く座り、背もたれに背中を預けて骨盤を立てる意識を持つ
これらの習慣が、鍼灸で整った体を支え、より健康的な姿勢をキープする手助けになります。
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