肩が前方に丸まってしまう巻き肩は、健康に悪影響を及ぼします。
このブログでは、専門家が提唱する効果的な骨格矯正テクニックを紹介します。
正しいアプローチを学んで、健康的な姿勢を取り戻しましょう。
巻き肩の原因と影響
姿勢の問題と巻き肩
巻き肩の原因は、日常生活での姿勢の悪さです。
デスクワーク、スマートフォンの使用が原因で肩が前方に引っ張られ、肩甲骨の位置が崩れます。
これにより、肩が内側に巻き込まれ、巻き肩が形成されます。
現代社会においては、これらの姿勢が習慣化しているため、多くの人が巻き肩に悩まされています。
健康への影響とリスク
巻き肩は、見た目だけでなく、健康にも深刻な影響を与えます。
肩、首の痛み、頭痛、呼吸が浅くなる、肩こり、背中の張りなどが一般的な症状です。
長期間放置すると、筋肉や関節に負担がかかり、慢性的な痛みを引き起こします。
姿勢改善のメリット
骨格矯正によって巻き肩を改善すると、姿勢全体の改善につながります。
正しい姿勢を維持することで、肩や首の痛みが軽減され、背中や腰への負担も軽減します。
また、呼吸がしやすくなり、血行が良くなることで、エネルギーレベルが向上し、疲れにくくなります。
巻き肩を治すためのアプローチ
巻き肩を治すためのアプローチは、ストレッチやエクササイズ以外に、日常生活での姿勢改善の取り組みが含まれます。
具体的には、胸の筋肉を伸ばし、背中の筋肉を強化することが重要です。
肩甲骨を正しい位置に戻すためのエクササイズや、デスクワーク時の正しい姿勢を意識することで、巻き肩の改善が期待できます。
肩甲骨の強化とリラックス
巻き肩を改善するためには、肩甲骨周りの筋肉を強化し、リラックスさせることが重要です。
以下のエクササイズが効果的です
- 肩甲骨のスクイーズ: 肩甲骨を背中に引き寄せるようにして、10秒間保持し、これを10回繰り返します。
- バンドプルアパート: バンドを両手で持ち、肩幅に広げます。バンドを引っ張りながら、肩甲骨を寄せるようにします。これを15回3セット行います。
上半身のバランスを整えるストレッチ
巻き肩を防ぐためには、胸と肩の前側をストレッチして、上半身のバランスを整えることが重要です。
- 胸のストレッチ: 壁に片手を置き、体を前に進めて胸を伸ばします。左右で30秒間ずつ保持します。
- 肩のストレッチ: 腕を胸の前でクロスさせ、反対の手で引き寄せて肩を伸ばします。左右で30秒間ずつ保持します。
デスクワーク時の注意点
デスクワーク時には、正しい姿勢を意識することで巻き肩の予防につながります。
- 椅子の高さ調整: 椅子の高さを調整し、足が床につくようにします。膝は90度にし、背筋を伸ばします。
- モニターの位置: モニターの上部が目の高さと同じになるように調整し、視線が自然に前方を向くようにします。
- 定期的な休憩: 1時間に一度は休憩を取り、ストレッチや軽い運動を行いましょう。これにより、筋肉の緊張が和らぎ、血流を促進します。
睡眠時のポジショニング
正しい姿勢を保つためには、睡眠時のポジショニングも重要です。
- 枕の選び方: 頭と首を支える枕を選びます。高すぎず低すぎないものが理想です。
- 横向きで寝る場合: 肩と首が真っ直ぐになるように、頭の高さに合わせた枕を使います。また、膝の間に枕を挟むことで、腰と背中の負担を軽減させます。
- マットレスの選び方: 適度な硬さのマットレスを選び、体全体を均等に支えるものを使用します。これにより、全身のバランスが保たれ、寝返りを打つたびに正しい姿勢が維持されます。
あおい針灸・整骨院での巻き肩の治療法
猫背矯正
巻き肩を改善するためには、骨格矯正が最適です。
その中で、当院では、猫背矯正を一番オススメしています。
理由としては、前述したように、
巻き肩になってしまうと、背中が丸まり、猫背姿勢になってしまうこと、
猫背姿勢になってしまうと、肩が内側に入り、巻き肩になってしまう、
どちらが先かは症状や患者様ごとに違いはありますが、
巻き肩と猫背は相関関係にあるため、猫背姿勢を矯正=巻き肩の矯正、となるためです。
まとめ
巻き肩は、姿勢が悪く見えるという身体の外的変化だけでなく、
肩こり、首こり、頭痛など、痛みや不快感を伴う症状です。
また、内臓器の循環不良、神経痛、ストレス増大など身体の内部にも影響を及ばす場合もあります。
そのため、巻き肩の治療を行う際には、単純に姿勢を改善させるだけでなく、
不随する症状も改善できる治療やアプローチが必要となります。
巻き肩でお悩みの方、巻き肩の不随する症状でお困りの方は、
ぜひ、一度、あおい針灸・整骨院の治療を受けてみてください。