不眠症の種類 原因別の治療法
- ブログ
- 症例
寝つきが悪い、寝ている途中で起きてしまう、寝た感じがしない、そもそも眠れないなど、
これらの症状を総称して不眠症と呼びます。
不眠症にはいくつかのパターンと原因がありますので、それらを説明していきます。
目次
不眠症の種類
①入眠困難
寝つきが悪いのが特徴です。個人差はありますが、眠りに入るまでに30~60分ほど要する場合はこれにあたります。
また、不眠症の中で最も訴えが多いと言われています。
②睡眠維持困難
夜間に目が覚めて、そのあとも眠れないのが特徴です。
また、眠りに入ってもすぐに目が覚めてしまうこともあります。
ご年配の方に多く見受けられます。
③早朝覚醒
朝早くに目が覚めてしまうのが特徴です。
こちらもご年配の方に多く見受けられます。
④熟眠障害
眠りが浅い、もしくは寝た感じがしないのが特徴です。
目覚めたときに、睡眠不足を感じる状態にあります。
現代社会で、急速に増えてきているのも特徴です。
このように4つのパターンに分かれますが、
これらが複合している場合もあります。
不眠症の原因
原因は、パターンごとで様々に分かれますが、
主な原因は、
筋肉がずっと緊張し続け、身体がこわばり、リラックスできていない状態にある、単純な身体の疲労など、
身体的なストレス
環境の変化、生活習慣の変化、眠れなかったらどうしよう、上手く寝れるだろうか、というある種の強迫観念など、
精神的なストレス
交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり、本来であれば、睡眠時は、副交感神経が優位になるところ、交感神経が優位になってしまうなど、
自律神経の乱れ
このように3つが挙げられます。
不眠症の治療法
鍼灸治療
治療法としては、
まずは、お身体の緊張具合を診させて頂きます。
特に首、肩、背中、腰まわりを診させて頂き、緊張が強い場合は、鍼灸治療で筋肉を緩めていきます。
内臓調整
緊張があまり強くない場合、もしくは緊張を緩めても変化が出ない場合は、内臓調整を行います。
まず、前提として、
睡眠を取るのにも一定の、必要最低限の体力がいります。
最低限、睡眠を取れるだけの体力が備わっていないと、
そもそもの睡眠を取れないということです。
そして、内臓の疲れ=全身機能の停滞=全身の疲れ、となります。
つまり、内臓が疲れて、機能が上手く働いていないと、身体も疲れてきて、睡眠が取れないということになります。
よって、内臓調整を行うことにより、内臓の機能向上、内臓疲労を除去し、身体の内側から回復させていきます。
また、自律神経の乱れも、そもそもの原因が、
内臓の機能低下、内臓の異常、疲れによるため、
内臓調整を行うことにより、神経の促通力、バランスを正常に戻していきます。
骨格矯正
そもそもの寝る姿勢が悪い場合や、お仕事や生活習慣での姿勢が悪く、疲れや筋肉の緊張が出やすい場合は、
骨格矯正を行い、姿勢を整え、睡眠時に負担がかからないようにしていく、根本的に改善させていくパターンもあります。
まとめ
このように、不眠症はいくつかのパターンがあり、
その原因も多様になっていますが、
症状を把握し、原因を詳細に突き詰め、最適な治療を行えば、
必ず改善していきます。
不眠症でお困りの方は、あおい針灸・整骨院にお任せ下さい。