巻き肩と猫背の関係:健康なカラダのためのアプローチ
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正しい姿勢は健康なカラダの基盤です。
しかし、巻き肩と猫背はその妨げとなります。
このブログでは、巻き肩と猫背の関係に焦点を当て、健康な姿勢を取り戻すためのアプローチをお伝えします。
目次
姿勢と健康の関係
姿勢の影響:なぜ正しい姿勢が重要なのか
正しい姿勢を保つことは、骨格や筋肉のバランスを維持し、関節への負担を軽減させます。
更に、呼吸や消化、循環系など、体内機能にも好影響を及ぼすします。
逆に、誤った姿勢は筋肉のアンバランスを引き起こし、痛みや不快感の原因となり、便秘、腹痛、食欲不振など、体内機能にも悪影響を及ばします。
巻き肩と猫背のリスク:健康へ及ぼす影響
巻き肩と猫背は、現代の生活習慣によって引き起こされる問題です。
巻き肩は肩甲骨の位置が前方に寄り、猫背は背骨のカーブが過度になる状態を指します。
これらは、胸郭が狭くなり、肺の機能低下させるため、全身に酸素と血液が上手く巡らなくなり、
身体の痛み、だるさ、不快感などの症状を引き起こします。
また、体のバランスも崩れるため、筋肉や関節が硬くなり、不調を招きます。
巻き肩のメカニズムと改善法
巻き肩の原因:なぜ巻き肩になるのか
巻き肩の原因はいくつかありますが、主な要因は、現代の生活習慣です。
長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用により、前傾姿勢が増加し、肩甲骨周りの筋肉が硬く、弱くなります。
また、ストレスも巻き肩の原因とされています。
これらの要因が重なることで、肩甲骨の位置が乱れ、巻き肩が形成されます。
巻き肩の改善:最適な治療法
猫背矯正
巻き肩を改善するためには、骨格矯正が最適です。
その中で、当院では、猫背矯正を一番オススメしています。
理由としては、前述したように、
巻き肩になってしまうと、背中が丸まり、猫背姿勢になってしまうこと、
猫背姿勢になってしまうと、肩が内側に入り、巻き肩になってしまう、
どちらが先かは症状や患者様ごとに違いはありますが、
巻き肩と猫背は相関関係にあるため、猫背姿勢を矯正=巻き肩の矯正、となるためです。
猫背の影響と予防策
猫背がもたらす問題:身体への影響と健康へのリスク
猫背姿勢は体に様々な害をもたらします。
まず、背骨のカーブが変形し、背中の筋肉や関節に負担がかかり、これにより、慢性的な背中の痛みや不快感が生じます。
また、呼吸や循環系にも影響を及ぼし、頭痛、倦怠感、集中力の低下といった健康へのリスクももたらします。
猫背の予防と改善:日常生活でできること
猫背を予防し、改善するためには、日常生活での意識が重要です。
特に、座り方、立ち方、歩き方を心がけることが大切です。
また、デスクワークを行う際には、椅子やデスクの高さを調整し、定期的なストレッチや休憩を取ることも大切です。
健康なカラダのための習慣:食事、運動、リラックス方法
健康な姿勢をサポートするためには、食事や運動も重要なファクターです。
筋肉を強化し、体の柔軟性を保つことで姿勢の改善に繋がります。
また、ストレスを管理し、リラックスする時間を持つことも健康なカラダを維持するために大切です。
まとめ
巻き肩は猫背姿勢と同様に、身体に様々な弊害をもたらします。
また、巻き肩と猫背は相関関係にあるため、どちらかだけの症状が出ていることはほぼありえません。
つまり、治療をする場合、双方を治していかないことには改善していきません。
しかし、逆に言えば、巻き肩が治れば、猫背姿勢も治りますし、猫背姿勢が治れば、巻き肩も改善していくとも言えます。
また巻き肩は、肩こり、肩や腕の動かしずらさだけでなく、呼吸器系や消化器系などにも影響を及ぼします。
特に問題であるのは、放置すればするほど悪化し、いざ治そうとする時には多大な治療期間を要してしまう点、
いざ治療を行っても、生活習慣次第で元に戻ってしまう点です。
その為、巻き肩を治療をする際の3つのポイントは、
① 早期に治療を開始すること、
② 自身でも姿勢の意識づけなどセルフケアを行うこと、
③ 猫背姿勢も並行して治療することです。
巻き肩は、まさに現代社会の生活習慣病とも言え、老若男女、年齢問わず、誰にでも起こり得る症状ですが、
適切な診断と治療を行っていけば、必ず改善していきます。
巻き肩でお困りの方は、ぜひ一度、あおい針灸・整骨院の治療を受けてみて下さい。