腱鞘炎の原因と症状:痛みを軽減する方法
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腱鞘炎は手首や指の痛みを引き起こし、日常生活において支障をきたす疾患です。
このブログでは、腱鞘炎の原因や症状にフォーカスし、痛みを軽減し、生活の質を向上させる方法を提供します。
腱鞘炎とは何か?腱鞘炎は、手首や指の腱鞘が炎症を起こす疾患です。
腱鞘は指をスムーズに動かせる役割をしており、炎症が起こると腱の動きが制限され、痛みや不快感が生じます。
手首や指の腱鞘が炎症を起こすと、痛み、腫れ、突っ張り感、クリック音が現れます。
目次
腱鞘炎の主な原因
腱鞘炎の主な原因は以下の要因によって引き起こされます
過度な使用
手や指の過度な使用、同じ動作を繰り返すことが、腱鞘炎の一般的な原因です。
例えば、キーボードの長時間操作、手首を曲げ続ける作業など挙げられます。
怪我
手首や指を怪我することが、腱鞘炎の原因となることがあります。
怪我によって腱鞘が炎症を起こし、痛みや不快感が生じます。
炎症性疾患
関節リウマチや糖尿病など、体内の炎症性プロセスが関与し、腱鞘炎が発症します。
加齢
加齢により、腱鞘に変化が生じ、腱鞘炎の原因となることがあります。
腱鞘炎の症状
痛み
腱鞘炎の最も一般的な症状です。痛みは炎症箇所に集中し、手首や指の動かし方に関連して痛みが現れます。
腫れ
炎症が進行すると、腱鞘の周囲が腫れてきます。腫れは指の動きを制限する原因でもあります。
突っ張り感
腱鞘内で炎症が進むと、指を動かす際に突っ張り感が生じ、指がスムーズに動かないようになります。
クリック音
指を動かす際に、腱鞘内の摩擦によりクリック音が聞こえます。
腱鞘炎の痛みの程度と日常生活への影響
腱鞘炎の痛みの程度は個人によって異なります。
軽度の場合、痛みは軽く、日常生活への影響はそこまでありません。
しかし、中程度から重度の場合、以下のような日常生活への影響を及ぼします。
- 重い物を持てなくなる。
- 手を使う仕事や趣味活動に支障が出る。
- 睡眠に影響を及ぼす。
腱鞘炎の予防策
- 適切な姿勢と動作: 仕事や日常生活で適切な姿勢と手の動作を保つ。
- 適度な休息: 長時間の同じ動作を行う場合、適度な休息を取る。
- ストレッチとエクササイズ: 手の屈筋と伸筋の柔軟性を保つためのストレッチを行う。
これらの予防策を実践することで、腱鞘炎のリスクを最小限に抑え、手の健康を維持できます。
腱鞘炎の治療法
鍼灸治療
腱鞘炎を治すための最適な治療法は、鍼灸治療です。
理由としては、
①鍼灸治療は、患部の炎症を抑える、抗炎症作用が強い
②鍼灸治療は、患部の痛みを軽減させる、疼痛緩和効果がある
③鍼灸治療は、患部緊張を取り除く、緊張緩和効果がある。
この三点が挙げられます。
腱鞘炎の共通の症状は、
患部が炎症して、痛みがあり、腱の緊張があるところです。
個人差があるため、程度が変わってきますが、この三点は腱鞘炎の症状として、必ず発現します。
その三つの主症状を改善させることのできる鍼灸治療が、腱鞘炎をより早く、より効果的に治す治療法となります。
骨格矯正
腱鞘炎の原因の一つとして、適切な姿勢や動作で手や指、腕を使えなくて、負担がかかり、症状が発現する場合があります。
その場合、肩から首、腕にかけての姿勢と動作の矯正治療を行い、正常な動きが出来るようにし、負担を軽減させます。
また、骨格矯正は、鍼灸治療を終え、炎症、痛み、緊張が取れたあとのリハビリ治療、腱鞘炎を再発させないための治療としても有効です。
腱鞘炎の症状が出ている時は、意識的にも、無意識的にも手や指、腕の動きを制限します。
そのため、患部の関節や筋肉が硬くなり、可動域が狭くなっていきます。
その状態では症状が出る前の、健康な状態の動きには程遠いですし、
関節や筋肉が硬い状態で手や指、腕を使い続けると、腱鞘炎の再発のリスクが高まります。
骨格矯正は、どちからと言えば、
腱鞘炎の誘発、再発させないようにする、症状が取れたあとの生活のクオリティを維持、向上させることに特化しています。
まとめ
腱鞘炎は、指や腕に強い痛みが出るため、日常生活に多大なる影響を及ぼし、場合によっては、首や肩など関連部位にも悪影響を与えます。
また、基本的に炎症症状であるため、放置して、指や腕を使えば使うほど、悪化していきます。
その為、腱鞘炎を治療する際のポイントは、
“早期に治療を開始すること”
この一点につきます。
少し痛む程度だから大丈夫、
忙しいから治療が出来ない、
などと思い、治療を後回しにしていると、
どんどん症状は悪化していき、回復にも時間がかかります。
早期に症状を把握し、適切な治療を行えば、当院であれば、すぐに腱鞘炎を改善させることが出来ます。
腱鞘炎でお困りの方は、ぜひ一度、
あおい針灸・整骨院の治療を受けてみてください。